確定申告書の書き方
確定申告書の書き方

ここでは、確定申告書の記入方法を国税庁のホームページからの入力画面に沿って説明してきます。
申告書にAとBがあるけどどっちを使うの?
申告書Aと申告書Bの違い
申告書Aと申告書Bの違いは、項目内容の数の違いです。申告書Aのほうが申告書Bよりも項目が少ないです。つまり、申告書Bの簡易版が申告書Aです。
申告書Bは、フルバージョン
申告書Aは、簡易版
具体的にはどちらを使用すればいいのか
申告書A
会社員が医療費控除を申請する場合には、申告書Aを利用します。
<申告できる所得>
給与所得者
会社員、バイト、パートなどで給与所得を受け取っている人や2箇所以上の会社から給与を受け取っている人
公的年金等の雑所得者
年金受給者(公的年金等の雑所得を受け取っている人)
その他の雑所得者
本業で給料をもらうかたわら、副業でライターやアフェリエイト、FX、仮想通貨などで雑収入がある人
配当所得者
株の配当を申告する必要がある人
一時所得者
競馬や懸賞金などで50万円以上の賞金を当てた人、ふるさと納税の返礼品の1年間の総額が50万円を超えた人、生命保険や障害保険の満期金を受け取った人
<申告できない所得>
予定納税がある人
事業所得、譲渡所得、不動産所得などがある人
前年から繰り越された損失額を本年分から差し引く人
申告書B
申告書Bは、個人事業主や予定納税がある場合や不動産所得などがある場合に用います。
迷ったら、申告書Bを選べば問題ない。
次のページからは、実際に国税庁のホームページ「確定申告等作成コーナー」での具体的な入力をしていきたいと思います。